仕事のモチベーションを上げるには、社員だけの努力ではどうしようもない事があります。社員のモチベーションは企業の業績や評価にも大きく影響するため、企業側でも何かしらの対策を取ることが必要です。では、モチベーションアップのために企業は何をすれば良いのでしょうか。

まず企業としてできることの最低限として、働きやすい環境を整えることから始めましょう。例えば残業を減らす取り組みをしたり、休日をしっかり取れるようにするなど、社員のプライベートを充実させることが仕事のモチベーションにも繋がります。また、職場環境の改善の他、福利厚生を見直してみるのも良い方法です。企業によっては働く社員だけでなく、その家族まで適応される家族手当や住宅手当のような福利厚生もあります。社員旅行やクラブ活動の補助、健康促進のためのフィットネスジムの利用など、最近は福利厚生も多彩です。

さらに、評価制度などの見直しも行いましょう。成し遂げた仕事に対して、企業からしっかり評価してもらうことは社員のモチベーションアップに繋がります。出た成果を数値で表したり、表彰することで評価を可視化するなど、見に見える形にしておくことがポイントです。評価による報酬やキャリアアップなども可視化の一つです。また、企業や組織としてのビジョンをはっきりさせておくことも重要です。何のためにその仕事に取り組んでいるのかを明確にしておくと、社員一丸となって向かう方向が自ずと決まってきます。